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宮崎に行ってきました

せっかくの飛行日和だったこともあり、フライトすることに。

今回もJA3667のメンバーの方々と共にフライトすることになり行先の希望を伺うと、宮崎とのことだったので、行先は宮崎にしました。

宮崎空港の情報官事務所に電話をするとスポットの予約は出来たのですが
1-E
とのこと。どうやら、今日は他の機体もいるようです。
(1-Aから順番なので、先約が4機いたわけです)

かつて、宮崎のことを
 偉大なる田舎
と言っていた動画をみたことがありますが、なかなか人気があるようです。
私には、都会よりも”偉大なる田舎”の方が立派な感じてします・・・(あくまでも個人の感想)。

11:05 R/W07からストレートアウトで離陸。暑さのせいか、イマイチパワーがない気がするものの、それでも、機体は立野を目指して上昇していきます。DMEがきっかり5マイルを示したとき
りーぶ ゆあ ふりーくえんしー
をいただきました。どうやら、暇だったようです。

その後、熊本TCAにコンタクトするも、阿蘇の遊覧飛行をしている(と思われる)ヘリコプターに注意と言われて阿蘇を見ても
(そんなのいない・・・)
結局、見つけることが出来ないまま、高千穂に抜けてしまい
慌ててコンタクトして
りーぶ ゆあ ふりーくえんしー
をいただきました。低空で飛んでいたので、聞こえなかったみたいです。

延岡を左に見ながら右に旋回。九州の東海岸を南下します。鹿児島TCA(旧宮崎TCA)にコンタクトし、南下していくきます。が、目の前のにある新田原基地を避けて飛行しなければいけません。結局、海に少し出て、ギリギリ5マイル圏の外を飛行していくと、セスナ172が宮崎空港に降りようとしているらしいのですが、見えません。
(今日は白っぽい何かで視程がイマイチだった)
管制の指示で新田原基地の東海上で360°旋回したのち、ようやくTowerにハンドオフされました。
その直後、Towerの交信を聞いて、セスナ172は既に着陸しようとしているらしいことを確認。さらに、エアライン機がR/W09から着陸しようとしているとのこと(ほとんど無風なのに何故?)。
宮崎空港では、街の騒音低減のため、通常は海側から着陸(R/W27で着陸)なのですが・・・。因みに離陸は海に向かって(R/W09で離陸)が基本です。

 着陸機を探していると、南側からベースターンして来たエアライン機を発見。Towerに連絡すると
ふぉろー ざ とらふぃっく
とのご指示。風があまりないのでタービュランスを警戒します。2分は間隔を開けたいところなので、警戒しながら、ベースターンを意図的に遅らせてセパレーションをとっていると
エアライン機が着陸し、誘導路に入ったタイミングで
くりあー つーらん
がきました。
やや高めのファイナルから、一気に高度を下げて、11:50 R/W09に着陸しました。
S4から滑走路を出なさい
という指示に従ってS4の表示を探すと、草に隠れる様に表示が見えたので、そのから出て、予約していた1-Eに駐機しました。
ついてみると、駐機スペースには2機止まっていたのみでした。

(一つ飛ばしで駐機されたのかな?)

1-Eに駐機したJA4169
IMG_20230813_141936_260.jpg

CAB(情報官事務所)で必要書類に記入、提出した後、ターミナルに歩いていきます。
(暑い!)
ターミナルの中は、お盆休み中ということもあって、混雑していました。3Fのレストランには、これから都会に帰るのでしょう家族との親(年配者)という感じの組み合わせで混雑していました。
そう、空港は、出会いと別れの場なのです。恐らく、都会に帰る家族と最後の食事をするべく、空港のレストランに来ていたのでしょう・・・(空港は搭乗する人だけが使うものではないのです)。
 中には、そう言ったことを理解出来ない空港もあるようですが・・・。

ここに来るといつも
チキン南蛮
を食べることにしています。地元の方からの情報では、市内に有名なお店とかもあるそうですが・・・わざわざ行く気がしないのです。

2階でコーヒーを飲んで、土産を買って、フライプランを入れて・・・再びCAB(情報官事務所)に戻ります。14:00出発で入れたフライプランは、CABについた時点で既に14:00を過ぎていたため、情報官の方に14:30に修正していただきました。

そして。14:32,
R/W09 S3から離陸。レフトターンしたところで、Towerから
新田原基地上空を通る?
との問いがあったので、てっきり調整してくれるのかと思い、
りくえすと くろすこんとろーるぞーん
と言ったら、新田原基地のTowerにハンドオフされてしまいました。
今更断れないので、周波数を合わせ
りくえすと くろすこんとろーるぞーん さうす つー のーす
と伝えたところ、
れぽーと えんたー こんとろーるぞーん
とのご指示。慌てて、DMEを新田原基地のTAKANに合わせます。
VORの方位は反応しない(実は最近まで知らなかった・・・AIM-Jには書いてありました)のですが、DMEの距離は出ます。
なので、これで5マイルを確認してレポートするとあっけなく了解を貰えました。
(基地の真上は断られることが多いですが、それ以外は、許可の出ることも多いです。今日は日曜日でお盆ということもあり、訓練等は無かったのだと思われます)
滑走路のすぐ東を通過。そのまま上昇しながら北に抜けていきます。
DMEが5マイルを示したところでレポートすると、
りーぶ ゆあ ふりーくえんしー
をいただきました。
高度6500ftまで上昇した時点で針路を北西にとって、阿蘇を目指します。
(万一雲に視界が奪われても、この高さなら、周囲に当たる山はないので・・・)

6500ftの雲の様子
IMG_20230813_144959_534.jpg

勿論、雲を避けながら飛んで行きます。そうしていると、阿蘇外輪山の南側が見えてきました。ここからが、雲を避けながら、高度を降ろしていきます。平行して熊本TCAにコンタクトし、立野経由で熊本空港に向っていることを伝えます。すると、予想通り、周囲にはトラフィック
はいないとのことで、外輪山の南側を高度を下げながら飛び、立野上空(立野駅上空から、新しく出来た阿蘇大橋上空に変更されています)でレポートするとタワーにハンドオフされました。

そして、暇だったのか、
ATISではR/W07だったにも関わらず、R/W25のストレートインのクリアランスを頂きました
(ラッキー)
高度を降ろしながら、軸線をファイナルコースに合わせていくと
くりあー つーらん
がきました。15:06 R/W25に着陸。T5からPエプロンに帰還しました。
行きが45分、帰りは34分のフライトでした。

北海道(函館)でイベントをされていたというAOPAの方々が、ジェット機でご帰還。TBMが来たりと、にぎやかでした。
 それにしても、訪問者の機体が様変わりした最近のPエプロン(西日本航空機サービス)にちょっとついていけなくなってきている私なのでした。

P.S.
なので・・・現実逃避・・・・。
新しい小説書き始めました。

ジュアル=ラィシカーラクセンの冒険=異世界転生?した自家用パイロットの数奇な人生=

https://ncode.syosetu.com/n5134ii/

文明の栄えた世界が欲しい神様によってコピーした世界が出来た。そして、その世界では一人の自家用パイロットの記憶が国王の息子に組み込まれた。だが、運命のいたずらで追われる身になってしまう。コピーされた世界は、滑走路が謎の遺跡と化しており、ターミナルはダンジョンと化していた。
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台風避難から戻ってきました

台風6号は、熊本空港周辺には被害らしいものを出さずに北に行ってしまったので、今日の午前11:10くらいに自衛隊ハンガーからPエプロンに帰還しました。

被害ななくて何よりです。

新しい小説書き始めました(8/12 朝6時にUp予定)。
ジュアル=ラィシカーラクセンの冒険=異世界転生?した自家用パイロットの数奇な人生=
https://ncode.syosetu.com/n5134ii/
文明の栄えた世界が欲しい神様によってコピーした世界が出来た。そして、その世界では一人の自家用パイロットの記憶が国王の息子に組み込まれた。だが、運命のいたずらで追われる身になってしまう。コピーされた世界は、滑走路が謎の遺跡と化しており、ターミナルはダンジョンと化していた。
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台風避難してきました

熊本は、まだ台風の強い影響は受けていないものの、
TAF RJFT 080505Z 0806/0912 07014KT 9000 -SHRA FEW010 SCT030 BKN040
BECMG 0811/0813 07020G30KT
と、今夜から強風が予報されています。
なので、Pエプロンの機体が台風避難を行いました。
今回の対象は6機、整備中の飛行機などがあるものの、10機以上いた数年前とはかなり小規模になってしまいました。
13時に西日本航空機サービスに集合、13:05エンジンスタート、13:11に熊本グランドにコンタクトして6機並んで移動します。
JA4169は、今回、殿(しんがり)ということに。今回台風避難する機体の内、一番大きかったので・・・。
Pエプロンを出たところで、熊本グランドに6機出た旨を伝えたところ
アーミー到着時にレポートするように
とのご指示だったので、そのつもりで進んでいきます。
先頭の機体が自衛隊基地に入る先にレポート、そして、JA4169が殿としてアーミーエプロンに入ったところで

JA4169 えんたー あーみーえぷろん
とレポートして終了です。

今日は、エアライン機(IFR機)の出発経路がいつもと違っていたようで、グランドでそのコースを各機に指示しています。
(申請どおりだと、その部分は省略されるので・・・)どうやら、宮崎上空経由を指示しているようでした(たぶん、台風の影響なんでしょう・・・)。

予定では10日に自衛隊のハンガーからPエプロンに帰ってくる予定ですが、台風次第かと・・・。
どうか台風被害なありませんように・・・。

=台風避難後のPエプロン=
IMG_20230808_140703_734.jpg




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雲のぬって松山往復

台風が接近していますが、熊本は絶好の飛行日和・・・ということで、今週も懲りずに飛行することに。
どうせなら・・・ということで阿蘇を抜けて松山まで飛行することに・・・。
今日の朝時点のMETERとTAFは

=熊本空港=
RJFT 042200Z VRB02KT 9999 FEW025 28/22 Q1002

TAF RJFT 041708Z 0418/0600 09006KT 9999 FEW025

=松山空港=
RJOM 042300Z 36007KT 9999 FEW025 28/24 Q1002

TAF RJOM 041705Z 0418/0600 35007KT 9999 FEW025
TEMPO 0503/0509 -TSRA FEW010 FEW020CB SCT025 BKN035

=大分空港=
RJFO 042300Z VRB02KT 9999 FEW008 SCT025 BKN035 26/24 Q1003

TAF RJFO 041707Z 0418/0600 18005KT 9999 FEW015 SCT020 BKN040
BECMG 0422/0500 12011KT
BECMG 0518/0521 07010KT

つまり、
熊本は絶好の飛行日和
松山は、今はいいけど、午後に雷雨だよ!
途中の大分には来雷雨の予報はないよ!でも、雲は4000ftでかなりあるよ。

つまり、途中、雲はありそうですが、行くことは出来そう。午後は、雷雨の予報なので、周囲の様子を見ながら、離陸のタイミングを計れば何とか・・・
ということで松山に雲をぬって飛んで行くことにしました。

パーミッションは同乗者に頼んで、
フライトプランを入れ、機体へ。先週も飛んだためか、とりあえず問題なさそう・・・。11:05管制の許可を得て、ストレートアウトで離陸、立野に向います。
すると・・・高森方向から、自衛隊のヘリコプター(CH-47 チヌークらしき機体が見えます。Towerとの交信を聞いていると、高度3300ftで立野に向かっているととのこと。にも拘わらず、Towerの管制は、チヌークに着陸許可を出しています
(こっちは立野に3000ftで向かうと言ってから離陸しているんだけど・・・このままだとぶつかるだろうが!!)
ということで、急遽左に旋回、チヌークはこちらから見えているので安全側に回避。にも拘わらず、Tower管制はJA4169が見えるかをチヌークに聞いています。
(そのまま飛んでいたら空中衝突でしたけど・・・この管制官わかってないみたい)
結局、チヌークはJA4169を見つけられなかったようです。
(北側に回避したからねえ・・・その情報を与えずに探せと言われても、チヌークの乗員さんも困るよねえ・・・)
ちなみに、飛行機は自分より低い高度にいる機体を見つけにくいです。ヘリコプターは少し探しやすいですが・・・。
などと思っていたら、いきなり管制から
りーぶ ゆあ ふりーくえんしー
を貰いました。なので熊本TCAにコンタクトし、大分経由で松山に向かっていることを伝えると、高度を上げる時は連絡してほしいとのこと
(たぶん、エアラインの到着機がいるんだろうな・・・)
などと思いつつ東に向けて飛行するも、そのままの高度では雲に阻まれ行けそうになく、仕方なく、上昇することに・・・その旨伝えると、トラフィックは問題なくなったらしく、あっけなく了解を得た上で
りーぶ ゆあ ふりーくえんしー
貰いました。その後、雲を避けながらなんとか7000ft付近で雲の上に出ました。それでも、ところどころ、積雲が見えます。
(積雲は怖いので、特に要注意と心がけています)
雲を避けながら、DMEを大分空港にセット。27マイルの地点で、大分レーダーにコンタクトします。雲が多いので、レーダーで支援してもらうのが目的・・・。松山に向けて、雲を避けながら、高度を降ろしていきます。
結局、レーダーアドバイザリーを依頼するも、特に問題になるトラフィックはいないまま、
りーぶ ゆあ ふりーくえんしーとなりました。
その後、伊方原発の北を通過(GPSを見ながら避けました)。この付近はKS2という訓練空域が設定されているので、それを避けるように、高度2500ft以下にならないように、2600ft以上を維持して何とか訓練空域を通過(福岡Infoに問い合わせればよかった・・・)、高度を1000ftに落として、松山を目指します。事前の予報どおり、視程は大丈夫だったのですが、途中降雨のところもありました。そして、松山空港のヴィジュアルレポーティングポイントである青島上空で、松山タワーにコンタクト。
滑走路を聞いてきた(たまにこういうことがある)ので、ATISのとおり、R/W14を選択、レポートダウンウインドとのことだったので、空港のセンター(滑走路の中間くらい)を目指して飛行していると、
くりあー つー らん
がいきなり出ました(まだダウンウインドに入っていないんですが・・・)。
R/W32から離陸するエアライン機がいる様なので、ショートカットして斜めにR/W14のエンドに向い、一気にファイナルターン(当然、ここまでに脚を降ろし、フラップを下げています)して、11:56に無事着陸。どうも、小型機は無茶なコースから着陸できると思われているような・・・気のせいかな?
そのまま、T4経由で予約してあったスポット10に移動しました。
小型機のスポットには、松山空港常駐機以外は全くいない状態で、この日の外来機はJA4169のみだったようです。
CAB(情報官事務所)で必要書類に記入してから、外に出て、ターミナルに移動。
松山空港といえば
IMG_20230805_122526_168.jpg
鯛めしです。味はいつもと同じで美味しかったのですが、店員さんが不慣れな様子。コロナ後の需要回復で人手が足りでいないのかも?

一六タルトを西日本航空機サービスへのお土産に購入し、、同乗者たちが土産物を選んでいる間にフライトプランを入れてCABへ。レーダーナウキャスト(気象庁のHP)を見ながら、雨雲が松山空港に南西近くにいることを確認。途中の洋上も一部降水の模様・・・ただ、北側が明るく、雲もいなかったので、大丈夫。いざとなれば北に逃げます・・・。

13:54 T4からR/W32で離陸。西に進路をとり、雲を避けながら、高度を上げていきます。帰りは。いきなり8500ftまで上がってしまい、雲の上に出てしまう作戦にしました。
松山タワーからは他のトラフィックがいないことを教えてもらってから
りーぶ ゆあ ふりーくえんしー
を貰い、後はひたすら高度を上げていきます。伊方原発の位置に注意しながら8500ftに達したところで、レベルオフ。念のため、大分レーダーを聞いているが、特にお呼び出しはない模様。
トランスポンダがモードSなので、地上のレーダーはJA4169だと解っているはずですが・・・特に他のトラフィックもいなかったらしく、そのまま、大野川のちょっと北を西に向かいます。北に寄り過ぎると、演習場があるので、通常は高崎山より南を飛んでいます(撃ち落されたくないから・・・たぶんないだろうけど)。ところどころ見える地上から大体の位置を把握、GPSでそれを補完して位置を掴みます。8500ftまで上がったものの、ところどころ積雲が盛り上がっており、まさに、雲の柱をすり抜けるように移動していくと、阿蘇外輪山の北側が雲がほとんどありません。結局、高度を下げながら、熊本空港まで27マイル付近で熊本TCAにコンタクト。小国町上空→菊池市上空→杉水経由で熊本空港にもどりました(途中、菊池付近でTowerにハンドオフされました)。セスナ172離陸を待って、14:46、R/W07に着陸。風が強かったのでフラップをアプローチの状態で着陸しました。滑走距離が少し伸びるのですが、この方降りやすいです(昔、JAPAのFTD教官・・・元JAL B747機長 から教わりました。風の強い日は使っています)。T3でタクシー待ちのセスナ172(崇城大学の訓練機)を右手に見ながら、T4から誘導路に入ります(T3で止まれなかったともいう)。
グランドにコンタクトしたところ、Pエプロンへのタクシー許可が出たので、Pエプロンに戻りました。(結果的に先に降りたはずの崇城大学のセスナ172より先にタクシー許可を貰ってしまいました・・・T3付近に離陸移動中の機体がいたからなのですが・・・・こういうタイミング的なこともあります。待たされた学生さんは面白くないでしょうが・・・)

P.S.
今日の夜、熊本市内では花火が上がっていたようです
DSC00747.JPG
台風が接近中(多分、月曜日か火曜日に台風避難かと・・・)
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