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雲のぬって松山往復

台風が接近していますが、熊本は絶好の飛行日和・・・ということで、今週も懲りずに飛行することに。
どうせなら・・・ということで阿蘇を抜けて松山まで飛行することに・・・。
今日の朝時点のMETERとTAFは

=熊本空港=
RJFT 042200Z VRB02KT 9999 FEW025 28/22 Q1002

TAF RJFT 041708Z 0418/0600 09006KT 9999 FEW025

=松山空港=
RJOM 042300Z 36007KT 9999 FEW025 28/24 Q1002

TAF RJOM 041705Z 0418/0600 35007KT 9999 FEW025
TEMPO 0503/0509 -TSRA FEW010 FEW020CB SCT025 BKN035

=大分空港=
RJFO 042300Z VRB02KT 9999 FEW008 SCT025 BKN035 26/24 Q1003

TAF RJFO 041707Z 0418/0600 18005KT 9999 FEW015 SCT020 BKN040
BECMG 0422/0500 12011KT
BECMG 0518/0521 07010KT

つまり、
熊本は絶好の飛行日和
松山は、今はいいけど、午後に雷雨だよ!
途中の大分には来雷雨の予報はないよ!でも、雲は4000ftでかなりあるよ。

つまり、途中、雲はありそうですが、行くことは出来そう。午後は、雷雨の予報なので、周囲の様子を見ながら、離陸のタイミングを計れば何とか・・・
ということで松山に雲をぬって飛んで行くことにしました。

パーミッションは同乗者に頼んで、
フライトプランを入れ、機体へ。先週も飛んだためか、とりあえず問題なさそう・・・。11:05管制の許可を得て、ストレートアウトで離陸、立野に向います。
すると・・・高森方向から、自衛隊のヘリコプター(CH-47 チヌークらしき機体が見えます。Towerとの交信を聞いていると、高度3300ftで立野に向かっているととのこと。にも拘わらず、Towerの管制は、チヌークに着陸許可を出しています
(こっちは立野に3000ftで向かうと言ってから離陸しているんだけど・・・このままだとぶつかるだろうが!!)
ということで、急遽左に旋回、チヌークはこちらから見えているので安全側に回避。にも拘わらず、Tower管制はJA4169が見えるかをチヌークに聞いています。
(そのまま飛んでいたら空中衝突でしたけど・・・この管制官わかってないみたい)
結局、チヌークはJA4169を見つけられなかったようです。
(北側に回避したからねえ・・・その情報を与えずに探せと言われても、チヌークの乗員さんも困るよねえ・・・)
ちなみに、飛行機は自分より低い高度にいる機体を見つけにくいです。ヘリコプターは少し探しやすいですが・・・。
などと思っていたら、いきなり管制から
りーぶ ゆあ ふりーくえんしー
を貰いました。なので熊本TCAにコンタクトし、大分経由で松山に向かっていることを伝えると、高度を上げる時は連絡してほしいとのこと
(たぶん、エアラインの到着機がいるんだろうな・・・)
などと思いつつ東に向けて飛行するも、そのままの高度では雲に阻まれ行けそうになく、仕方なく、上昇することに・・・その旨伝えると、トラフィックは問題なくなったらしく、あっけなく了解を得た上で
りーぶ ゆあ ふりーくえんしー
貰いました。その後、雲を避けながらなんとか7000ft付近で雲の上に出ました。それでも、ところどころ、積雲が見えます。
(積雲は怖いので、特に要注意と心がけています)
雲を避けながら、DMEを大分空港にセット。27マイルの地点で、大分レーダーにコンタクトします。雲が多いので、レーダーで支援してもらうのが目的・・・。松山に向けて、雲を避けながら、高度を降ろしていきます。
結局、レーダーアドバイザリーを依頼するも、特に問題になるトラフィックはいないまま、
りーぶ ゆあ ふりーくえんしーとなりました。
その後、伊方原発の北を通過(GPSを見ながら避けました)。この付近はKS2という訓練空域が設定されているので、それを避けるように、高度2500ft以下にならないように、2600ft以上を維持して何とか訓練空域を通過(福岡Infoに問い合わせればよかった・・・)、高度を1000ftに落として、松山を目指します。事前の予報どおり、視程は大丈夫だったのですが、途中降雨のところもありました。そして、松山空港のヴィジュアルレポーティングポイントである青島上空で、松山タワーにコンタクト。
滑走路を聞いてきた(たまにこういうことがある)ので、ATISのとおり、R/W14を選択、レポートダウンウインドとのことだったので、空港のセンター(滑走路の中間くらい)を目指して飛行していると、
くりあー つー らん
がいきなり出ました(まだダウンウインドに入っていないんですが・・・)。
R/W32から離陸するエアライン機がいる様なので、ショートカットして斜めにR/W14のエンドに向い、一気にファイナルターン(当然、ここまでに脚を降ろし、フラップを下げています)して、11:56に無事着陸。どうも、小型機は無茶なコースから着陸できると思われているような・・・気のせいかな?
そのまま、T4経由で予約してあったスポット10に移動しました。
小型機のスポットには、松山空港常駐機以外は全くいない状態で、この日の外来機はJA4169のみだったようです。
CAB(情報官事務所)で必要書類に記入してから、外に出て、ターミナルに移動。
松山空港といえば
IMG_20230805_122526_168.jpg
鯛めしです。味はいつもと同じで美味しかったのですが、店員さんが不慣れな様子。コロナ後の需要回復で人手が足りでいないのかも?

一六タルトを西日本航空機サービスへのお土産に購入し、、同乗者たちが土産物を選んでいる間にフライトプランを入れてCABへ。レーダーナウキャスト(気象庁のHP)を見ながら、雨雲が松山空港に南西近くにいることを確認。途中の洋上も一部降水の模様・・・ただ、北側が明るく、雲もいなかったので、大丈夫。いざとなれば北に逃げます・・・。

13:54 T4からR/W32で離陸。西に進路をとり、雲を避けながら、高度を上げていきます。帰りは。いきなり8500ftまで上がってしまい、雲の上に出てしまう作戦にしました。
松山タワーからは他のトラフィックがいないことを教えてもらってから
りーぶ ゆあ ふりーくえんしー
を貰い、後はひたすら高度を上げていきます。伊方原発の位置に注意しながら8500ftに達したところで、レベルオフ。念のため、大分レーダーを聞いているが、特にお呼び出しはない模様。
トランスポンダがモードSなので、地上のレーダーはJA4169だと解っているはずですが・・・特に他のトラフィックもいなかったらしく、そのまま、大野川のちょっと北を西に向かいます。北に寄り過ぎると、演習場があるので、通常は高崎山より南を飛んでいます(撃ち落されたくないから・・・たぶんないだろうけど)。ところどころ見える地上から大体の位置を把握、GPSでそれを補完して位置を掴みます。8500ftまで上がったものの、ところどころ積雲が盛り上がっており、まさに、雲の柱をすり抜けるように移動していくと、阿蘇外輪山の北側が雲がほとんどありません。結局、高度を下げながら、熊本空港まで27マイル付近で熊本TCAにコンタクト。小国町上空→菊池市上空→杉水経由で熊本空港にもどりました(途中、菊池付近でTowerにハンドオフされました)。セスナ172離陸を待って、14:46、R/W07に着陸。風が強かったのでフラップをアプローチの状態で着陸しました。滑走距離が少し伸びるのですが、この方降りやすいです(昔、JAPAのFTD教官・・・元JAL B747機長 から教わりました。風の強い日は使っています)。T3でタクシー待ちのセスナ172(崇城大学の訓練機)を右手に見ながら、T4から誘導路に入ります(T3で止まれなかったともいう)。
グランドにコンタクトしたところ、Pエプロンへのタクシー許可が出たので、Pエプロンに戻りました。(結果的に先に降りたはずの崇城大学のセスナ172より先にタクシー許可を貰ってしまいました・・・T3付近に離陸移動中の機体がいたからなのですが・・・・こういうタイミング的なこともあります。待たされた学生さんは面白くないでしょうが・・・)

P.S.
今日の夜、熊本市内では花火が上がっていたようです
DSC00747.JPG
台風が接近中(多分、月曜日か火曜日に台風避難かと・・・)
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