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馬毛島に行くはずが・・・福江に行ってきました

今日は、馬毛島を見て、種子島に安納芋を買いに行こうと思っていたのですが、種子島付近に昼ごと雨雲が掛かる予報があり、VFRでの飛行はリスクがあると判断。行先を福江に変更しました。
11:09 R/W07 T4から離陸。ライトターンした御船に向います。なんとなく白っぽい感じですが、視程的には大丈夫なので、そのまま、島原半島の先端(KUCHINOSU)を目指します。すると、3マイルの地点で、
りーぶ ゆあ ふりーくえんしー
をTowerからいただいたので、熊本TCAにコンタクトして、レーダーアドバイザーを受けると、KS1あはオールコールドとのこと。???先行して離陸していったJA3947は確かアクロをしに行ったのでは?と思ったので、念のため、三角半島の上空を飛行(半島の上空はKS1の訓練空域ではない)していきました。JA3947の姿が無かったので、取り越し苦労だったようです。

その後も、周囲にトラフィックはなく、TCAからも
りーぶ ゆあ ふりーくえんしー
されたのち、周波数を長崎TCAに合わせましたが・・・高度3500ftでは、長崎のレーダーに映っていない可能性が高いので、聞いているだけにしました。トランスポンダのモードがSなので、用があれば呼びかけてくるはずだと思うので・・・。
結局、呼ばれることもなく、端島(軍艦島)の上空を通過、280°で福江を目指します。
HSI(VOR)はこの高度だと、入ったり切れたり、DMEは入らないので、多少、不安になりながらも、飛行していくと、福江空港の約14マイルで、DMEがヒット。高度を下げながら行くと、見えてきました、福江空港手前のハゲ山・・・(ごめんなさい。正式名称を知りません)。10マイル地点で福江レディオ(実際はリモート)にコンタクトすると、
ゆーじんぐ らんうえい 03 れぽーと5まいる
ということで、ハゲ山の南に移動します。DMEが5マイルでレポートすると、
れぽーと えんたー とらふぃっくぱたーん
とのご指示。この空港は、手前にハゲ山があるので、ダウンウインドには入れません。
山の南からベースに入ったところでレポートすると
らんうえい いず くりあー
を頂きました。
どうやら、かなり風が強かったのですが、何とか12:00にR/W03に着陸。予約していたノースエプロンのスポット2に駐機。
 旧ターミナルビルの2階(ここが空港事務所)に行き、必要書類に記入すると、
保険証のコピーはありませんか?
との職員からのお話が・・・。公開されていないのですが、機体が第三者賠償保険に入っていることを確認するデータベースというのがあるそうで、毎年、4月に熊本空港に送っているのですが、どうやら更新されていなかったらしいのです(そんなの知らんがな・・・)。機体オーナーに存在が非公開のデータベースと時点で、この国の航空行政のお粗末さが判るというものなのですが、更新されていないにも関わらず、今まで言った他の空港ではなにも言われていない・・・どういうことなのでしょうねえ・・。訳が分かりません。形骸化したルールというのものほど厄介なものは無い様に思います。
(私は、熊本小型機会から熊本空港会社に提出済みなのですが・・・)
一体、行政はどうなっているのかと、毎回呆れます。
幸い、福江空港の事務所で登録更新して置いていただけるそうなので、次の保険更新までは大丈夫そうですが・・・。
いっそ、自動車の自賠責保険みたいにすればいいのにと思うのです。

といろいろ思っているうちに、タクシーを呼んでもらおうと電話をしてもらったーのですが、配車出来ないとと断れ、仕方がないので、ターミナルビルまで歩いていくと、何と、断れた会社のタクシーは客待ちしていました(どういうこと?)。福江はテレビドラマの影響で観光客が増えたようで、残念なことが多くなりました(はあ・・・)。

タクシーに乗って、寿司屋(事前に予約済)に行くと、すんなり席には案内されたのですが、注文も危機に来ない、寿司が来てもあがり(お茶)も出てこない・・・あれ、こんな店だったけ?寿司の味も以前よりもイマイチな気がして・・・。
今日食べた寿司
IMG_20231001_124133_603.jpg

少々、残念な気持ちで、空港に戻りました。
ターミナルビルの中に入ってみたのですが、定期便がない時間だったため、レストランも売店も仕舞っている状態で、他にすることもなく、直ぐに旧ターミナル(空港事務所)に戻りました。
ここで、機体から保険証(他所の空港に行くときは機体に都度積んでいる)を取りに行って、事務所に貸し出し、コピーを取ってもらって、原紙(保険証)を返してもらいます(万一のため、私のPCにPDFファイルをコピーで保存してあります)。
機体に移動して、さあ、これからという時に、事務所から
鳥た滑走路にいるのでその対処をされる
と言われ、しばらく、待って・・・約10分後、終わりましたとの連絡を受け、福江レディオにコンタクト。滑走路侵入の許可を貰って、滑走路の端(R/W03の端)にタクシーしていくと、トンビ?と思われる鳥が滑走路で戯れておりました。JA4169が近づいていくと、何となく避けますが、慌てた様子はありません(慣れているのかな?)。
とりあえず、滑走路から追い払ってから反転し、
なう れでぃ
と福江レディオに伝えると、
れぽーと えあぼーんたいむ
のご指示がありました。
14:15 R/W03から離陸、何と、空港事務所の方が窓から手を振ってくれてました(親切ではあるらしい)。
離陸時間を福江レディオにレポートすると、
れぽーと 5まいるあうと
とのご指示。
進路を083°にとり、上昇していきます。DMEが5マイルを表示したのでレポートすると
りーぶ ゆあ ふりーくえんしー
を頂きました。
その後、VOR1の周波数を116.6MHzにセットして、高度を5500ftまで上げてホーミングしていくと、32マイル付近でDMEが表示を始めました。20マイルまで長崎空港に近づいたところで、コンタクトして、長崎空港の上空を経由して熊本空港に向う旨言うと、
確認ですが、今の高度で長崎空港上空を通過されますか?
との問いが来たので、
はい。そ予定です。
と伝えたところ、あっけなく了承されました。
あまりトラフィックはいなかったようです。
長崎空港の真上で変針し熊本空港に向うと
10時の方向、高度13000ftにトラフィックがいます
とのことだったのですが、雲があって全く見えません。
見えたら報告します
とは答えたものの、結局、長崎TCAから
くりあー とらふぃっく
の連絡を貰っても、見つけることは出来ませんでした。
その直後、長崎TCAから
りーぶ ゆあ ふりーくえんしー
を頂きましたので、島原半島の真北(ここが、長崎TCAと熊本TCAの境界)で熊本TCAにコンタクト。
陸のちょっと手前で、降下可能か確認した(KS1の中のはずなので、5000ft以下は許確認が必要)ところ、了承されたので、降下を開始します。なんとなく嫌な予感がしたので、まっすぐ空港には行かず、玉名上空に向かって変針していったところ、Towerにハンドオフされました。
Towerからは
れぽーと うえき
とのご指示だったので、そのまま植木I.C.上空に向います。植木I.C。上空でレポートすると
ほーるど うえき
とのご指示だったので、植木I.C.上空で1周旋回すると
れぽーと すぎみず
とのご指示、どうやら、2機のFA200がTGL訓練しているところに、エアラインの離発着があって、捌けなくなってしまったようです(新人さんかな?)
杉水のゴルフ場(ここがSUGIMIZUのレポーティングポイント)上空でレポートすると、
ほーるど すぎみず
とのご指示、この時、JA4169は高度2,500ftくらいでした。そして、Towerの管制から、ソラシドエア(多分B737)がR/W07から離陸するのを聞いていたので、
ほーるど すぎみず びろー 2000
を返しておきました。熊本空港の標準出発経路は、R/W07を離陸後、左旋回しながら上昇、6000ftで熊本VOR上空を通過するものなので、離陸するエアライン機は、途中の杉水にいる飛行機の高度が心配になるわけですね・・・直接、エアライン機に呼びかけは出来ないので、管制にこのように回答することで、ソラシドエアの乗務員にも伝わったはずです。
 ダウンウインドに入ったところで
ショートアプローチ出来ますか?
という主旨の質問がTowerから来たので、
出来ます
と答えたところ、
めいく しょーとあぷろーち
とのご指示が来ました。どうやら、エアライン機が後7マイルまで近づいているらしいです。
ということで、滑走路の西端を過ぎたところで脚を降ろし、フラップをアプローチにして高度を下げて、ベースターンしたところ・・・なんと、先行機のJA3947がファイナルにいるではありませんか!
FA200より、こちらの方が早いので、FA200が滑走路から出る前に、こちらが滑走上空まで行ってしまいそうな位置だったので、急遽、右旋回(30°旋回)をして時間を稼ぎ、ファイナルにに軸線を合わせて、何とか15:05にR/W07に着陸しました(普通は、ファイナルで旋回などするものではありません)。
因みに、慌てて右旋回している途中で
くりあー つー らん
がTowerから来ました。

無理したので、フラップはアプローチのままにしました。
Towerからは
たーんらいと たんご3
とご指示が来ましたが、T3までに速度が落ちなかったので、
T4をリクエスト。
Towerからは、早く滑走路から出てほしかったらしく急かされながら、慌ててT4から誘導路に脱出、ファイナルを見ると、エアライン機が見えてました(間に合ったらしい)。

グランドにコンタクトしてタクシー許可を貰い、Pエプロンに戻りました(こちらがタクシーしている間に、後続のエアライン機は降りてこなかったので、時間的には余裕があったのかも?)。

Pエプロンの駐機スポットに停止して、片付けを始めたところ、西日本航空機サービスの方が、知らない方を2名連れてきて、機体を見たいというので、好きなだけ見てもらうことにしました。
なんでも、フライトシミュレーター・・・FTDといった方がよいのかも・・・を開発している方だそうで、ビーチクラフトA36の計器を見たいということでした。
興味ありそうだったので、
 フライトしようか?(飛んでみる?)
と言ったところ、乗るということになり、急遽電話でフライプランを入れ、
15:42 R/W07 T4から離陸、レフトターンして玉名に向います。DMEが3マイルくらいのところで
りーぶ ゆあ ふりーくえんしー こんたくと TCA
とのご指示。
熊本TCAにコンタクトして、3000ftで玉名に向います。結局、玉名上空で右旋回、TCAの許可を貰って熊本市街上空を通過してして南に抜け、川尻付近から川辿って御船へ、ここでTCAに空港に帰る旨伝えると
りーぶ ゆあ ふりーくえんしー こんたくと Tower
となりました。
Towerからは、
れぽーと きやま
とのご指示。木山(小さい橋の上空)でレポートすると
くりあー つー らん
をあっけなくいだき、今度は、ファイナルで旋回することもなく、無事、16:03に着陸。Pエプロンに戻りました。
その後、FTD(フライトシミュレーター)を見せていただき、何故か来ていたドローン協会(長崎エアロメンバー)と一緒にしばし、歓談しておりました。まだ、R22、R44用しか出来ていないそうですが、これから色々な機種を作っていくそうです(なんと座席も傾くそうです)。
お値段1200万円くらいらしい・・・FTDとしては格安だけど(3000万円くらいするらしい)、私には買えません(泣)。
パンフレットも貰ったのだけど、ここに記載する許可を貰い損ねたので、興味のある方、個別に連絡ください。

P.S.
小説連載中。
ジュアル=ラィシカーラクセンの冒険=異世界転生?した自家用パイロットの数奇な人生=
https://ncode.syosetu.com/n5134ii/
(明日の朝6時に、第54話 クエフ飛行場をアップ予定・・・)

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